2022/03/24
温度管理を効率よく行うならクラウドタイプがおすすめです。測定器から直接データをクラウドに記録して情報を遠隔で監視できるようにします。この方法ならどこにいてもいつでもデータを確認できます。場所や時間を気にしないので、効率よく運用することが可能です。
現場で記録していると、いちいちデータを取りに行く必要があったり、現場に担当者を置かなければいけない問題があります。一括管理することで、担当者の人数を減らすことができるので、人員的なコストを減らす効果も期待できます。温度管理は問題が発生した時に現場での対応が必要になりますが、通常では現場での作業は必要ありません。そのためどこでデータを見ても問題とはなりません。
施設ごとに基準が統一されているような場合では、一括で管理できた方が違いが確認できて安心です。問題が発生した場合や発生する恐れがあるときだけメッセージが送られるようにしておけば、自動で運用することもできます。クラウドでの温度管理のメリットは、拠点がいくつあっても一箇所で管理できることです。品質管理部門を本社機能で運用することも可能でいちいち報告する必要もなくなります。
海外拠点でも問題なく管理できるので、渡航制限がある場合でも安心です。基準を変更するときも一括でできるので、漏れや勘違いなども発生しません。データのバックアップも一箇所で行うことができるので、とても便利です。セキュリティについても管理対象が少なければ簡単です。